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盲導犬 レイド君

近所のマンションで「盲導犬とふれあう会」(名称は不確かです)が行われ

公益財団法人『日本補助犬協会』から盲導犬のレイド君が来てくれました

ちょうどレイド君が車から降りてくるところに出くわし
マンションの住人ではないのに、お言葉に甘えて、飛び入り参加させて頂きました

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まずは訓練士さんから、補助犬についての説明

補助犬とは「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」の総称
2003年に施行された「身体障害者補助犬法」によって補助犬は電車やバス等の交通機関
スーパー、ホテル、レストラン等への同伴が認められました

と言っても店先で断られることもあるらしく
まだまだ社会的理解がされていないのが事実

そういう私も補助犬とは何かを知りませんでした

盲導犬は見かけたことはあっても
「映画クィール」で見たことくらいしか知りません
介助犬、聴導犬には会ったこともありません

盲導犬って「健気に働いて、自由もなくかわいそう」と思っていました

訓練士さんのお話では
補助犬にとって一番大切なのは「性格」なんですって
頭がいいとか、覚えが良いとか、そんなことよりも「性格」
これにはちょっとびっくりしました

どんな場所でも怖がったり、興奮したりしない
おっとりしたマイペースな性格

これが一番大切なんですって

盲導犬は2ヶ月までは母犬、兄弟犬と一緒に過ごし、犬社会を学び
2ヶ月~1歳になるまでパピーファミリーの元で過ごし人間社会のルールを身につけ
1歳で適正検査を受けます

つまり飼い主が何回も変わるわけで
これに耐えられないような性格ではストレスがかかりすぎてしまいます

この日来てくれたレイド君
2歳なのに、初めての場所でもゆったりのんびり
みんなが見ていても、床の上で寝ているんです
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クレアだったら知らないところで、知らない人の前で寝るなんて考えられません

この性格だから、仕事中とお休み時間の切り替えがうまくできて
知らない場所でもリラックスできるんですね

訓練士さんの説明の後はデモンストレーション
レイド君は左側について歩く(ヒール)、待て(ウェイト)、来い(カム)
さらに、いすを探す(チェア)を立派に見せてくれました

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会の後、みんなに触られてもリラックスしているレイド君

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レイド君と訓練士さんを見ていると、「盲導犬はかわいそう」と思っていたことが恥ずかしくなりました
レイド君が人を信頼して、人に必要とされていることに喜びを感じていることが伝わってきました

私と同じように無知なために、間違った印象を持っている人はたくさんいると思います
一人でも多くの方に補助犬のことを知ってもらい
補助犬の理解がすすむといいなと思います

レイド君、訓練士さんありがとうございました


『日本補助犬協会』ではボランティアを募集しています

仔犬を家庭で預かり飼育する「パピーファミリー」
引退犬を引き受ける「引退犬ファミリー」
年間3000円から会費で応援するサポーター
寄付、募金など

私もできることから始めたいと思います
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コメント 3

アン子

レイド君、頭の良さが顔にでてますね。
誰かさんとはおおちがい(笑)

犬も人もマイペースが一番てことですかね
by アン子 (2010-06-05 12:18) 

azukichan

◇アン子さん

アン子さんちの誰かさん(笑)は、賢そうですよ~
レイド君は本当に落ち着いていて
うちの誰かさんとは、それこそおおちがいです^^;

マイペース=無理しすぎない これならできそう

by azukichan (2010-06-05 23:38) 

はっちゃん

レイドくんは、昨日虹の橋を渡った14歳のレイドくんでしょうか?
2歳のレイドくんを知ることができ嬉しく思いました。
ありがとうございました。
hacchan8111(インスタ)
by はっちゃん (2021-07-02 20:21) 

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